こんにちは、樹田水希(@jutamizuki)です。
今日は、人間関係を築く上で非常に重要な4ステップについて書きたいと思います。これも前に書いた、すでにお亡くなりになった方から学んだことです。
この記事もかつての自分のような人に向けて書きたいと思っています。
すなわち初対面の人とうまく人間関係を築きたいけれどうまくいかないし、どうしてなのかもよく分からない人
営業をしているけれどなかなか成果を上げられない人
異性とうまくコミュニケーションをとることができず、よいお付き合いができない方
そんな風に思い、今もがいている人が読んで役に立てばなと思っています。
使用上の注意!!
これからする人間関係の4ステップは実践を伴わずして身につけることはできません。
読んだだけで劇的な変化は起こりません。あくまでも武道やバッティングにおける一つの型のようなものだと思ってください。
実践を通し、「分かる」から「できる」へ
もっと言うなら、「知らないということを知らない」→「知らないということを知っている」→「知っているということを知っている」→「知っているということを知らない」
この、歩き方や自転車の乗り方のように身につけてしまって当たり前で気付かない「知っているということを知らない」というところまで体と心に馴染んで初めて使いこなせるものだと思います。
僕もまだまだ修行中です(^^ゞ
ステップ1.イントロダクション
イントロダクションは、初対面かそれに近い時にまず会う瞬間の準備と心構えそして実践することです!
いきなりですが、この最初のイントロダクションが最も大事です!他で失敗しても挽回するチャンスはありますが、ここで失敗すると挽回は難しくなります。
また最も、心(メンタル)を使うプロセスでもあります!
イントロダクションの要素
笑顔
必ず笑顔で接すること
アイコンタクト
しっかり相手の目をみて挨拶などを行うこと、後々の安心感や信頼につながっていきます
フレッシュ感
相手に会えて嬉しい、心から会えるのを待ち望んでいたという思いをもつこと、仮に営業などで苦手な人であったとしても!!人に好かれるために大事なことは自分から好きになることです。プライベートではさておき仕事上必要であれば、相手に会えて嬉しい、そして心からの興味を持ってください!
人はときめいてない人に会ってもときめかない!
仕事であれば、自然発生に任せるのではなく意図的に自分からそうなること!
だから実はとっても心(メンタル)を使う作業です!
熱意
自分が意図している着地、商品・サービスの販売や契約なのか、恋愛でお付き合いしてくださいにしてもそれにたいして、熱意をもって臨むこと、いきなりそれを表現する必要はありませんが、ちゃんと自分の中に持っておいてください。
熱意の源泉として大事なのは商品・サービスについていえばそれに対して愛情をもっているか、仕事でいえば仕事に愛情を持っているのか??です。自分が熱意・愛情を持っていないものはそもそもうまく人にすすめられません。また、自分自身がエキサイトしていないものを語られるほど退屈なことはありません。熱意が足りないなら仕事に対する探究心が足りないと僕は教えていただいた方から言われました。
異性にお付き合いを申し込む時は言わずもがなだと思います。
参考になる格言:「その人を知らずしてその人を愛することはできない」
※自分の取り扱う商品・サービスを愛することも仕事です!
ステップ2.自己紹介・自己開示
自分が何者であるのか、自分をオープンにして、相手との安心感・信頼感をつくっていきます。
またこの時の序盤の話は必ずアウトラインの話から入るのが鉄則です。
※アウトライン-インラインについては「初対面で効果的に人間関係を築く:アウトライン-インラインの法則☆」をご覧ください。
相手との距離を縮めるには、共通点を探していくのが良いでしょう。
ステップ3.プレゼン
実際に今回の会う目的を遂げるためにぐっと踏み込むプロセスです!
このプロセスに入るまでに相手との距離を縮めてお互いにインラインに入っていることが重要です。
アウトラインでも成功することはもちろんありますがそれは相手の求めるニーズとあなたの提供するものがベストマッチしていない限り起こりません。
※たまたまタイミングがよかった!あるいは、恋愛で言えばあなたがたまたま相手のどストライクだったなど。
この4ステップでは再現性のあるプロセスを提示したいのでそのような博打(バクチ)は狙っていきません。
実際に細かいプロセスの組み立て方は、シュミレーション→実践→フィードバックの項目に譲ります。
※後日アップします。
プレゼンで大事なことは、場の温度を上げていくことです。
これを僕は「ハイに入れる」「ローに入れる」と教えてもらいました。
ハイに入れる
これは場の温度がどんどん上がって行っている状態!
「スイーツ好き??」「僕も好き!!」など共通点や相手の興味を持っている話題などでどんどん場の温度が上がっている状態です。
ローに入れる
「絶叫マシン好き??」「嫌い!」「今度遊園地いかない」「NO!」など、距離がひらき場の温度がどんどん下がっている状態、この状態になると自然何に対してもNOと言いたく人はなります。
場の温度を上げたハイの状態で、最後のステップ、クローズに入っていくことが大事です。
偶然に頼らずこのプロセスを管理下におく!
このプロセスの中で、たまたま相性がよかったなど偶然に頼ることなく、自分の管理下でハイに入れていくために大事な要素は
自分の興味ではなく相手の興味に関心を寄せそれを話題にすること!
自分の語ることに熱意を込めること!
の2点です!
プレゼンのときの注意!!
たまに熱意を込めて話すことをただ「アツくまくしたてる!」と勘違いしている人もいますがそれは違います。それではまだまだ表面、本当の腹の底からの熱意である必要があります。
そして何がその時に適切な表現かはその時々によって変わります。
アツくまくし立てることが効果的なこともあればポツポツと確信をもってゆっくりしゃべることが効果的なこともあります。これを判断するには経験を積むしかありません。
ステップ4.クローズ
相手に決断を迫る時です。
商品やサービスの購入なのか
契約にYESをもらうことなのか
お付き合いしてくださいなのか
その時のアポイントの成功か失敗かがハッキリと出る瞬間です!
そして実際には決断を迫る前にすでに相手の中に答えはできています。
この時、相手からのYESを可能性を高めるために気をつけておく4つのポイントを上げておきます。決断の瞬間までにこの4つのポイントが築けていることが大事になってきます。
※ただこの4つは相互に絡みあい、影響しあっています。
安心感
相手があなたに対して、安心感をもっていない・・・つまり不安や不信をもっている時、相手はYESということができなくなります。
信頼
言わずもがなでしょうか。相手が決断するにあたっては相手との間の信頼関係がなければのちに話す安心感も生まれず、相手はYESということができなくなってしまいます。
信ぴょう性
これはあなたの説明の論理がちゃんと通っているかということが大きく影響します。いかに熱意と自信があるように見えようとも言っていることが支離滅裂(しりめつれつ)に相手が感じたら不信につながり、相手はYESと言えなくなります。
味方である
この人は、私のために言ってくれているんだ!という確信を持っているか?
味方であるということに確信があれば安心感・信頼が生まれ相手はYESと言いやすくなります。
またおまけですが、
とくに販売や契約の場合は追加で2つのポイントも入れておいていいと思います。
プレミア感
限定版ですよ、今だけですよ、あと何個ですよ・・・と今買わなければもう手に入らないということを伝えると人は今すぐ買いたくなります。
仲間である
あの人もこの人もみーんなそうですよ・・と言われると人は周りの人や自分の信頼する人が買っているなら問題ないのだろうとYESという壁が低くなります。
まとめ
以上、初対面に近い方とのアポイントから関係を構築し、決断を迫るまでのプロセスをまとめさせてもらいました。
こんなことをやっていたら疲れちゃうよって??
でも、僕は疲れて正解だと思います!!
よく知らない相手に敬意を払って心からの興味をもって、相手を傷つけたり不快な思いをさせたりしない言動をえらんでかつ、自分の目的とする着地点に着地していくって、それはそれは心をすり減らす作業です!
疲れて当然、逆に疲れてないなら手を抜いている、気を抜いている、相手とのお時間を最大限大事にしていないとさえ思います。
と・は・い・え、、、かくいう僕は最近あえて営業の時以外はこの4ステップを使っていません。
ここ最近はあえて相性100%で勝負してみようとしています(笑)
※ただ相手を不快にさせたりはしないように最低限は気を使います。
もし参考になる部分があればよかったらあなたの日々の活動に取り入れてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました(〃^ー^〃)