【徹底解説】オーディオブックは高いのか?-(結論)1日約20分以上聴くか?

アイキャッチ、オーディオブックは高いのか?

オーディオブックって高いの?

損せずお得に使う方法はあるの?そもそも自分に合っているかはどうやったらわかるの?

本を耳で聴けると話題のオーディオブックサービス。
当記事ではオーディオブックは高いのか?安いのか?超ヘビーユーザーの僕がお答えします!

しかしながら、まず最初に結論を先に伝えてしまうと以下の通りです。

✔結論:オーディオブックは高いのか?安いのか?

1日20分以上、オーディオブックを聴く人にとっては割安。それ以下の人にとっては割高かもしれない・・・。

つまり、通勤・家事・筋トレ・ランニング・ウォーキングの際に、オーディオブックを聴くことが習慣になっている人にとっては割安となりますし、そういった時間はYouTubeで動画を見たり音楽を聞いていたいという人にとっては割高なサービスとなるでしょう。

なぜ高い・安いの判断が上記の20分になるのかについては後ほど詳しく解説します。

また当記事では、以下の項目についてはも詳しく解説していきます。

  • オーディオブックのプランの詳細
  • オーディオブックは高いか?安いか?自分に当てはめた判断基準のつくり方
  • 見落としがちなオーディオブックの利点
  • うっかり損をしないためのお得な購入・利用方法
  • 自分に合うか?無料体験期間に確かめるべき項目

当記事を読んでいただければ、オーディオブックの費用に対する肌感覚、それにオーディオブックが自分に合うか否かの検討の付け方。

そして最終的に利用するか判断するための、無料期間のしっかりとした活用方法まで把握できます。

なお、当記事ではアマゾンの【Audible】も解説しますが、オトバンクの【audiobook.jp】をメインに解説していきます。

【Audible】については以下の記事でも詳しく解説しているのでよかったら参考にしてみてください。

【これで迷わない!!】Audibleは”高い”のか?プランとコスパを詳しく解説

オーディオブックの料金プラン一覧

まず、【audiobook.jp】及び、【Audible】のプランの一覧を掲載します。

料金プラン【audiobook.jp】【Audible】
聴き放題(月額)1330円
※無料体験期間:14日間
※年割で月額833円
1500円
※無料体験期間:1か月
単品購入(1冊当たり)1300円~2500円程度3000円~4000円程度
※聞き放題会員は30%OFF
チケットプラン(月額)1500円 or 2900円
ポイント定期購入プラン(月額)550円~33000円

これも結論を先に言ってしまうと、割安でオーディオブックを聴きたいとなるとプランは「聴き放題」を選ぶのが正解です。

コスパよく聞きたいなら「聴き放題」の一択-【他のプランはヘビーユーザー向け】

オーディオブックの料金プランでもっともコスパよく(割安で)聴きたいのであれば、【audiobook.jp】でも、【Audible】でも聴き放題プランの一択です。


聴き放題以外のプランは、オーディオブック習慣が定着して、聴き放題だけでは満足できなくなった人向けです。

料金プランの一覧を見たらわかる通り、オーディオブックの単品購入は、【audiobook.jp】でも大体1冊:1300円からと聴き放題の月額料金と変わらないような値段になります。
※【Audible】ではより高額になる傾向があります。

では単品購入は、高いのかというと、利便性から考えると簡単に「高い」と切って捨てることはできないのですが、その価値が体感できるのはオーディオブックを聴く習慣が定着してからの話です。

また、後で理由を説明しますが、一般的にオーディオブックは紙の本や電子書籍よりも高くなります。

なお、【audiobook.jp】のチケットプラン、ポイント定期購入プランについての詳細が知りたい方は以下の記事をご覧ください。

■関連記事
▶これで迷わない!【audiobook.jp】の料金・プランについて詳しく解説
▶【詳しく解説】オーディオブックをチケットプランで聴く!

続いては、オーディオブックの「聴き放題」も含めて高いのか安いのか、判断するための基準をお伝えします。

オーディオブックの聴き放題は高いのか?その判断基準を考察

ではもっとも割安とされるオーディオブックの「聴き放題」ですら高いのか?安いのか?それを判断するための基準を解説します。

「聴き放題」というサービスの特性上、たくさん聴けば割安になるますし、聴かないのであれば割高になります。

なぜこの結論に至ったかの背景を説明します。

①前提:月2冊聴ければ「聴き放題」は元が取れると考える

紙や電子書籍は1冊1500円程度でしょう。安い文庫本だと800円といったところでしょうか。
となると【audiobook.jp】だろうが【Audible】であろうが月に2冊の本が聴き終わることができれば十分に元が取れたと考えられると思います。

②オーディオブックの再生時間は、ビジネス書1冊で8時間程度→2冊で16時間程度

オーディオブックの再生時間
※【audiobook.jp】公式サイトより

オーディオブックの再生時間は、その本の長さによって大きく変わります。
しかし、上の画像の通り、一般的なビジネス書であれば、1冊8時間程度になります。

つまり、2冊のオーディオブックを聴き終わることを考えた場合、再生時間が16時間であることがひとつの目安となります。

オーディオブックは再生速度を上げることが一般的

【audiobook.jp】では、再生速度を0.5~4.0倍速に自由に変更することが可能です。

一般的に、1倍速はかなりゆっくりとした読み上げ速度のため、1.5倍程度で聴くことが多いです。

1.5倍速で聴くと仮定した場合、2冊聴き終えるために必要な時間は約10.7時間(640分)です。

③1日当たり約20分以上、オーディオブックを聴くのであれば割安といえる

月間640分は、1か月を30日とすると、1日当たり約20分です。

つまり、1日20分以上、オーディオブックを聴くのであれば割安と言えます。

そしてオーディオブックの利用シーンとしての定番は以下になります。

✔オーディオブックの主な利用シーン
  • 通勤・通学といった移動時間
  • 料理・洗濯・掃除といった家事をしている時間
  • ジムで筋トレなどトレーニングをしている時間
  • ランニング・ウォーキングなど運動をしている時間
  • 人を待っているときなどの隙間時間

上記の利用シーンで、一度オーディオブックを聴き始めればそのまま20分程度は聴くことが多いでしょう。

つまり、

日々の生活の中で、通勤なのか、運動中なのかとにかくオーディオブックのアプリのスイッチを入れる習慣が身につけばオーディオブックの聴き放題は割安であると判断できます。

《補足》オーディオブックを聴くことは従来の本を読む時間を圧迫しない【読書量が純増する】

聴く時間と読む時間は被らない

ここで、よく見落とされがちなオーディオブックの利点をもう一つ補足事項として明らかにしたいと思います。

オーディオブックは、従来の紙の本や電子書籍を読む時間を圧迫することなく『聴く』ことができるため、読書量が純増します。

紙の本や電子書籍は、座るなり、体をある程度固定して読む体勢を整えないと読めません。

しかし、オーディオブックを聴くのは、駅まで歩いているときや、家事の間やランニング・ウォーキング中など、動いている(=電子書籍などが読めない)ときにこそ出番が回ってきます。

つまり、今までは読書に充てることができなかった時間が、読書タイムに変身するわけです。

これによって読書量は、今まで紙の本や電子書籍を読んでいた量に、オーディオブックでの読書量がそのままプラスオンされて増えます。

※もちろん紙の本や電子書籍は苦手で、逆にオーディオブックで初めて読書できるようになったという人もいるでしょう。

【無料体験期間で確認】オーディオブックを聴く習慣が定着するか

オーディオブックが高いか安いかは、聴き放題を前提にする以上、結局どれだけオーディオブックを聴くか次第という当たり前と言えば当たり前の結論にたどり着きます。

目安としては、これまで解説してきた通り、から1日当たり20分以上、オーディオブックを聴く習慣が身につけばオーディオブックは高くない。

つまるところ、毎日の「通勤・運動・家事」のいずれかのタイミングで耳でオーディオブックを聴く習慣が定着すればオーディオブックは高いどころか、コスパのとてもよい買い物になるハズです。

【audiobook.jp】でも、【Audible】でも無料体験期間があるので、その期間を活用してオーディオブックを聴くことが日々の生活の中に定着するかを確認しましょう。

失敗しないために無料体験期間で確認すべきこと

では、オーディオブックを日々聴く習慣が身につくのか?

失敗しないように無料期間を利用して確認しておくべきポイントを3点取り上げます。

無料期間を使って確認しておくべき3点

①そもそも耳から本の朗読を聴くことに抵抗がないか?
②聴き放題で提供されているラインナップに満足できるか?
③毎日、オーディオブックの再生ボタンを押すことができそうか?

それぞれの項目を簡単に解説します。

①そもそも耳から本の朗読を聴くことに抵抗がないか?

耳から本の朗読を聴いて耳読書をするということがどうしてもできない、性に合わないという人が一定数います。

認知特性の違いにより、視覚から情報を取得することが得意な人もいれば、聴覚から情報を取得することの方が得意という人もいます。

こればかりはどうしようもないので、オーディオブックは性に合わないという人は、無料期間に解約してしまいましょう。(解約方法はこちら

ちなみに逆に、今まで目で読む本は苦手だったけど、オーディオブックで読書家に変身したという人も当然います。

結局、自分にとってオーディオブックが合うか、合わないかは試してみないことにはわからないので、まずは無料体験を通じて確認しましょう。

②聴き放題で提供されているラインナップに満足できるか?

【audiobook.jp】にしろ【Audible】であれ、聴き放題にはかなり多くの作品数と様々なカテゴリーの本を取り揃えてくれています。(【Audible】はなんと12万点!)

しかしながら自分が満足できるかは個人差があるので、「聴きたい本が取り揃えてられているか?」も確認しましょう。

なお、興味がないジャンルだったけど、聴いてみたら意外と面白かったということもちょくちょく起こります。

これも聴き放題というサービスの醍醐味だと思います。

無料期間中に聴きたい本が見当たらないなぁという人は、あえて普段なら手を出さない本を聴いてみるのもおすすめです。

③毎日、オーディオブックの再生ボタンを押すことができそうか?

日々、今までYouTubeや音楽を聞いていたタイミングで、オーディオブックのアプリの再生ボタンを押すことが定着するか?

逆に定着するのであれば、オーディオブックは絶対に損をしない買い物になると思います。

まずは、

  • 通勤・通学といった移動時間
  • ウォーキング・ランニング・筋トレといった運動の時間
  • 料理・掃除のといった家事の時間

上記のいずれかの時間でオーディオブックアプリの再生ボタンを押すことが習慣になるか、無料体験期間を通じて試してみてください。

また、周囲の雑音が気になってオーディオブックに集中できないという人は、ノイズキャンセリングイヤホンを利用するといいと思います。

少し値が張りますが、オーディオブックが有望そうと思えたのなら併せて購入を検討してもよいと思います。
※僕自身はノイズキャンセリングイヤホンによって、『QOL』が爆上がりしました!

落とし穴に注意!!アプリでオーディオブックを購入すると高くなる

【audiobook.jp】では、必ずアプリ経由でなく、PCやブラウザ経由で決済しましょう

これが鉄則です!!
これを知らないと損をします。
※ちなみに【Audible】では、アプリからの決済自体ができなくなっています

金額の違いは、おそらくアプリ経由の決済では、「App Store」や「Google Play ストア」に手数料を支払わなくてはいけないためでしょう。

アプリ経由でも、PCやブラウザ経由でも提供されるサービスは同じなので、アプリで決済しないように気を付けましょう。

これは後々、オーディオブックを聴く習慣が身について、聴き放題のラインナップだけじゃなく、単品購入でもオーディオブックを買いたいなと思った時も同じです!

とにかく、『【audiobook.jp】では、必ずアプリ経由でなく、PCやブラウザ経由で決済する!』と頭に入れておいてください。

オーディオブックが単品購入では紙の本や電子書籍より高額になりがちなメカニズム

オーディオブックが紙の本や電子書籍よりも高額になりがちな理由はどうしても構造的な原因があります。

図に示す通り、オーディオブックでは、紙の本や電子書籍が制作された後で、それをさらにプロのナレータや声優に読み上げてもらい収録するという作業が発生します。

このため、どうしてもオーディオブックは単品購入では紙の本や電子書籍に比べて高額になりがちです。

こういう点を考慮すると、【audiobook.jp】や【Audible】でオーディオブックを1500円程度で聴き放題にしていくれているのはかなり割安と捉えることができます。

【上級者向け】オーディオブックを安く単品購入する方法

この章の内容は、オーディオブックを聴く習慣が身についた、上級者向けです

前章では、オーディオブックは紙の本や電子書籍に比べて高いですよとお話しましたが、【audiobook.jp】に関しては、安く単品購入する方法がないわけではありません。

ただ単品購入自体、オーディオブックを聴く習慣が定着してからのお話だと思うので、そんな方法もあるのか、という形でご覧いただければ幸いです。

頻繁に開催される半額セールを狙って購入する

※【audiobook.jp】公式サイトより

【audiobook.jp】では、結構な頻度(体感上月に2~4回)単品購入の50%OFFセールを開催しています。

ここを狙うと、紙の本や電子書籍と比べてすら安く購入できることがあります。

全てのオーディオブックが50%OFFになるわけではなく、運営側がセレクトした書籍が対象ですが毎回、なにがしか買いたい本がある良い品揃えでキャンペーンをしてくれます。

【audiobook.jp】に会員登録をしておくとメールでセール情報が届くので、オーディオブックを聴く習慣が身についたら是非キャンペーンもチェックしてみてください。

【audiobook.jp】の無料体験の利用方法-『自分に合うかを確認』

最後に【audiobook.jp】の聴き放題プランの無料体験の利用方法を解説します。

ここで繰り返しになりますが、必ずPCもしくはスマホのブラウザ経由で操作するようにしてください。アプリからの決済は高くなるのでNGです!

ここからは、【audiobook.jp】聴き放題プランの無料体験を利用するための具体的操作について説明します。

申し込み→オーディオブックを聴くまでのステップはとてもシンプルで以下の4ステップです。

  1. 【audiobook.jp】公式サイトから無料会員登録を行う
  2. 聴き放題プランに申し込む
  3. アプリをインストールする
  4. 聴きたい本をダウンロードして再生する
まず無料会員登録をする
無料会員登録画面

【audiobook.jp】の公式サイト から無料会員登録を行います。

聴き放題プランに申し込む
プランを選ぶ画面

年割プランか月額プランを選んで申し込みを行います。14日間で解約すれば、お金はかからないので、安くしたい人は年割プランを、不安だなという人は、月額プランを申し込むとよいでしょう。

【audiobook.jp】のアプリをスマホにインストールする
オーディオブック(audiobook)耳で楽しむ読書アプリ

オーディオブック(audiobook)耳で楽しむ読書アプリ

OTOBANK Inc.無料posted withアプリーチ

聴きたい本をダウンロードして再生する

聴きたい本のタイトルを選んでダウンロードすれば、聴きたいときに聴くことができます。

【audiobook.jp】でのオーディオブックの再生方法

聴きたい本のダウンロードが完了したら【audiobook.jp】のアプリから再生できます。また操作画面には以下の機能があります。

  • 再生速度調整(0.5〜4.0倍速)
  • 10秒 早送り or 巻き戻し
  • 章ごとの スキップ or 逆スキップ
  • 目次からの章選び
  • スリープタイマー
  • リピート
  • ブックマーク
  • 付属資料(PDF)の閲覧

直感的に操作できるようになっているので、少し触ればすぐに慣れると思います。

また解約はアカウントページから簡単に行うことができます。
※解約の詳しい手順はこちら

前述の「無料期間を使って確認しておくべき3点」を使って確かめて合わないと思ったらすぐ解約しましょう。

まとめ-抵抗がなければまずは無料体験で聴き放題を試してみるのがおすすめ

オーディオブックが高いか安いかは聴き放題というプランがある以上、結局どれだけ日々オーディオブックを聴くかによって変わります。
※オーディオブックの単品購入は比較的割高なため、コスパよく使うには聴き放題プランを利用することになります。

僕のようなヘビーユーザーにとっては神コスパなサービスですし、全く聴かない人にはお金の無駄です。

ひとつの目安は、この記事でも何回か紹介していますが『1日当たり20分以上聴くか』だと思います。

つまり、日々の通勤・家事・筋トレ・ランニング・ウォーキングの際に、オーディオブックを聴くことが習慣になるかどうかです。

またオーディオブックには合う・合わないがあるので、オーディオブックに興味があれば、まず無料体験を試してみることをおすすめします。

そして、失敗しないために無料体験期間中に、確かめて欲しいことは以下の3点です。

無料期間を使って確認しておくべき3点

①そもそも耳から本の朗読を聴くことに抵抗がないか?
②聴き放題で提供されているラインナップに満足できるか?
③毎日、オーディオブックの再生ボタンを押すことができそうか?

最後に、1ヘビーユーザーとしての体感をお伝えすると、オーディオブックを聴く習慣が定着すると、知識のインプット量が著しく増加しますし、メンタルを安定させるために使うこともできます。

自信を持っておすすめしますので、是非、オーディオブックを生活の中に取り入れて欲しいと思います!

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