書評:ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)

こんにちは、樹田水希(@jutamizuki)です☆

読んで(聴いて)目から鱗が何枚も落ちた本、「ストーリーとしての競争戦略 」を紹介します😊

「ストーリーとしての競争戦略 」を読んで事業を企画したり、ビジネスプランを立てる上での視点がガラリと変わりました。また、書かれてビックリして、かつ読めば納得なのが、

「誰にでもすぐにわかり一貫して筋が通っている戦略」は実は全然いい戦略ではない!

ということですf^_^

そして、「ストーリーとしての競争戦略 」などと聞くと難しそう・・・と感じたりしますが、ご心配なく!作者がなるべく専門用語を使わず知識が0の人でもわかりやすく書いてくれています(〃^ー^〃)

「ストーリーとしての競争戦略 」をオススメする対象(o^-‘)b

「ストーリーとしての競争戦略 」が読むのがオススメなかたは

  • 起業しようと思っている方
  • 新規事業を考える仕事をしている方
  • ビジネスモデル・ビジネスプランといったものに関わる仕事をしている方
  • ビジネスモデル、戦略という単語に興味がある方

です(〃^ー^〃)

ど素人の僕でも十分楽しめたので、興味さえあればどなたでも楽しめると思います😊

「ストーリーとしての競争戦略 」の見所

よいビジネスモデル・ビジネスプランの立て方がわかる!

ちょっとタイトルからすると誤解させてしまうかもしれませんが、いわゆる「HOW TO」は書いてありません。1.⚪︎⚪︎ 2.✖️✖️ 3.△△ そしたら一丁あがりみないなことはありません。
※戦略がそんな風にできたらもうノーベル賞級の発見になっちゃいます(笑)

ストーリーとしての競争戦略 」でわかるのは、よいビジネスモデル・ビジネスプランはどういった要件をクリアしていないといけないかという視点です。

「ストーリーとしての競争戦略 」で書かれている視点があるか否かでビジネスの成否とどれだけのロングセラーになるか大きな差が生まれるはずです。

専門用語を省いた、親しみやすい書き口

ビジネスの戦略と聞くと取っつきにくそう、と思う方もいるかもしれませんが、「ストーリーとしての競争戦略 」は専門用語がほとんど出てきません。出てきても中学生くらいでも理解できる内容に噛み砕いてくれています(〃^ー^〃)

なので前提となる知識が全くないかたでも大学生以上であれば問題なく読んで理解できると思います。

長いけれどめちゃくちゃ網羅されている

ハッキリいって、「ストーリーとしての競争戦略 」は長いです、分厚いです。

でも、その分内容としては非常によく網羅されています。

例えば、「ジョブ理論」という話題になった本がありますが、実はこの内容は全て「ストーリーとしての競争戦略 」の中に含まれています。

また、「ストーリーとしての競争戦略 」を読んでから、「ビジネスモデル全史」を読むとさらに理解できて面白く感じるはずです。

学者としての潔い書き口

「ストーリーとしての競争戦略 」の著者は学者です。そして著者自身ハッキリと私は直接のビジネスの経験はありませんと書いています。

そしてその視点から現場の叩き上げの経営者の書く本と「ストーリーとしての競争戦略 」はなにが立ち位置が違うのかを明確に書いています。

※詳しくは「ストーリーとしての競争戦略 」をお読みください(*^^*)

あえて「ストーリーとしての競争戦略 」に付け加えるとすれば

「ストーリーとしての競争戦略 」は、ビジネスモデル・ビジネスプランの本です。なので、事業を起こす場合のメンタルについてはあまり触れていません。

もし、起業などを考えていらっしゃる方は実際に事業を立ち上げる際のメンタルの補完として、金持ち父さんの起業する前に読む本を読まれてはと思います。

まとめ

僕自身、「ストーリーとしての競争戦略 」を読んだ(聴いた)ことでビジネスに対する捉え方がガラリと変わりました!

新しい仕事を考える時も「ストーリーとしての競争戦略 」で書かれているポイントを満たしているかを気にするようになっています(〃^ー^〃)

いつかそれによる結果を報告できたらなと思っています(〃^ー^〃)

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