こんにちは、樹田水希(@jutamizuki)です。
今日は、これを続けて仕事だろうがスポーツだろうが成長して成果がより出せるようにならなければおかしい!
という上達の極意「シュミレーション→実践→フィードバック」をお話ししようと思います。
これもすでにお亡くなりになった方から学んだことです。
「シュミレーション→実践→フィードバック」をサイクルをやり続けることによって、僕のアポイントの現場は劇的に変わり、今までより思い通りの成果を出しやすくなりました!
- 真面目だけど不器用で今なんとかよくなろうともがいている人
- 愚直に頑張ってはいるのだけど、何をどう改善したらよいのかわからない人
・・・かつての自分ですね(^^ゞ
そんな人に読んでもらって役に立てばと思います。
注意!!
「シュミレーション→実践→フィードバック」はうまくなり方です!
読んだだけで、継続して実践しなければ何の変化も起こりません。
また結構これから書くことは当たり前かつ普通のことだったりします。
要領のよい人は無意識でできてしまうんだろうなと思います。
ただ僕は、社会人になって「シュミレーション→実践→フィードバック」を教えてくれた人は一人だけです。当たり前だけど、意外とほとんどの人は見落としていて、ちゃんとできていない。
真面目で実直だけど、改善のためのポイントをつかめず、思ったような成果を出せていない人は是非取り入れて成果に結びつけてもらえればなと思います。
シュミレーション
「シュミレーション→実践→フィードバック」というからには最初のシュミレーションです。
このシュミレーションはだいぶ長くなると思いますがついてきていてだけると嬉しいです!
※今回はアポイントをとり、対面で契約を獲得するときの「シュミレーション→実践→フィードバック」を前提にしています。ただ他のものに応用する場合もエッセンスは同じです。
目的の明確化と理想のビジョン(ムフフなイメージ)を思い描く
まずは当たり前かもしれませんがこれなくしてははじまりません。
会うからにはなんらかの目的があるはずです!それを明確にします。そして人間は不思議なものでイメージすればそれに近づけようとします。
具体的なイメージを持っているのともっていないのでは明確な違いがでます!
またもう一つコツは、まあいいやというところではなく、最大限のところにゴールを置くことです。
すごく不謹慎な例かもしれないですがわかりやすいと思うので書くと、
女の子を口説くとしてその日中にベッドインしたいのか、その日は次のデートの約束をとりつけるだけをゴールにしているかでシュミレーションも実際の行動もまるで変わってきます!!
エンプティー・チェアを行う
実はこれをやらない人がめちゃくちゃ多いんです。そしてやらないばかりにぶち壊してしまっている人がとても多い。
エンプティー・チェアとは何かというと心理学な難しいもの正式なものは置いといて、今回は要は相手になりきって一度考えるということを意味しています。
相手が自分に会う目的はなんなのか??
自分だけにではなく、相手にも当然会う目的があります。気乗りしてはいないけど、無礼な人間とは思われたくないから付き合いであっておくかなど、必ずなにがしかの目的があります。
しっかりそれを明確に想像しておくことが大事です!個人的経験上、これは気をぬくとすぐ忘れるので注意が必要です!
相手はどんな人なのか?
今までどんな人生を生きて来たどんな人なのか?
何に嬉しいと思う人なのか?
何に怒る人なのか?
もちろん知っている情報は限られているとは思いますが、その限られた情報の中でその人の人生をトレースして、どんな人間なのか、なりきってみようとします。
そして僕の中でな以下の4つのどれが強い人なのかを意識します。
- 生きるニーズ-<好きなメッセージ>お金、食べ物、安全
- 学ぶニーズ-<好きなメッセージ>成長、経験、学べる
- 愛するニーズ-<好きなメッセージ>仲間、家族
- 貢献するニーズ-<好きなメッセージ>お役に立つ、貢献する
その相手がどのニーズが強い人なのかによって自分がプレゼンで強調するメッセージも変わります。
例えば、生きるニーズが強い部下に新しい仕事を振る場合は、この仕事に取り組んでおかないと将来的にあなたの職はなくなるよが響くメッセージかもしれませんし、学ぶニーズが強い部下には、この仕事に取り組むと新しいことが学べて成長できるよと言った方が効果が高いかもしれません。
どちらが良いか悪いかではなく人によります。
相手に応じて適切なメッセージを発することが大事です。
流れと話しの構成を組み立てる
いわゆる一般的な言葉でいう、シュミレーションの作業です!
僕は以前記載した、4ステップ(人間関係を築く上で重要な4ステップ☆)のプロセスに従ってイメージしてシュミレーションしていきます。
最初で設定した目的を達成するべく、自分の話しの持っていきかた、プレゼンで何をメッセージとして相手に伝えるのか!組み立てていきます。
この時、どのようなアポイントかによっても変わってきますが、1パターンではなく、5パターン程度は最低つくっておくことがいいと思います。
そして、自分がこれやったらすごいというワクワクしてエキサイトでき、熱意を込めて会って、プレゼンできるシュミレーションをつくりあげてください。
※前の4ステップの熱意が強化されます!
でも、中々そんなシュミレーション立てられない・・・という時もあるかと思います。そんな時は、
「突破口は必ずある!!」
そう自分に言い聞かせてください、そうすると名案が思いついたりします。むしろそういう前提でないと解決できるものも解決できません!
最後にシュミレーションの仕上げとして、相手になりきり、自分の立てたシュミレーションの話しの流れでどのように感じるかをチェックします。相手から見て響く内容になっているか??
相手目線からチェックして違和感があるところは修正します。
これでシュミレーションは完了です。
実践
本番です!シュミレーションに従って、最初に設定した目的と理想のビジョンを現実にできるようやりきる場になります。
でも実は、ここまで書いておいてなんですが、シュミレーションは、実際のアポイントでは10%ぐらいしか使えなかったりすることがほとんどです。現場では想定していなかったことが起こることが常なので・・。
ただ、シュミレーションしていたのとしていないのでは、実際にアポイントの着地はまるで変わって来ます!これは体験上間違いありません。ですので、是非継続していただきたいと思います。
そしてよく緊張してうまく話せない、不安の方が強くて自信がもてないという方も結構いらっしゃると思いますが、シュミレーションをキッチリやっておくと、不安や緊張が0になることはありませんが、減らせるそして今までより自信をもって現場に臨みやすくなります。
だって準備してきているんだもの!
実践で特に大事なことは以下2点
- アポイントの最後の最後までやりきる
- HAVE FUN!!
アポイントで最後の最後までやりきることの重要性は説明しなくてもいいと思います。
自分の理想の着地に最後の瞬間までこだわりきったか?簡単に目標を取り下げたりあきらめたりしなかったか??
やりきらない人は残念ながら後々伸びてきません。
ここで「HAVE FUN!!」とはなんぞやと思うと思いますが、要するになんでも面白がれ、楽しめということです。現場では、予想もしてなかったことが起こって当たり前!
何が起きても、こり固まらずに「あれ!? このアクシデントはどう理想のゴールへつながっているのかな??」と自問自答できるくらい「HAVE FUN!!」して欲しいと思います。
フィードバック
現場が終わってからの振り返りのフェイズです。
ここで最も大事なことは、実際に目的を達成したかよりも
最後の最後まで100%でやりきったか?
最後の最後まで「HAVE FUN!!」したか??
です!長期的に見た時、この二つができていることの方が、単発で目的を達成したかよりも大事です。
そして改善ポイントがある場合はもちろん、うまくいった場合もなぜうまくいったのかを把握し、そしてさらによくできなかったかを検証します!
図に書いて説明します。
このようにフィードバックをすると次似たようなお客様とのアポイントでは恐らく5000万円の物件も視野にいれて営業し、前よりもバージョンアップした営業になるでしょう。
フィードバックを行わないものはまた3000万円売上やった〜と、同じことを繰り返すだけです。
フィードバックをしないものは成長しません。継続してやり続けてください。
まとめ
以上「シュミレーション→実践→フィードバック」のやり方と流れを説明させていただきました。
自分の置かれている状況や前提によって多少のアレンジは必要だと思いますが、本質的な流れはどれも一緒だと思います。
ハッキリいって「シュミレーション→実践→フィードバック」を実践し続ければ成長・向上していかない方がおかしいです!!
※少なくとも僕はそうでした。
ただ、「シュミレーション→実践→フィードバック」は美味しい方法でもなんでもありません、やり続ければ効果があるでしょうが、やり続けるには根気と努力のいる方法です。
そして以外とシュミレーション通りにはいかなかったりします。でも事前にシュミレーションをした効果は必ずあると僕は思います。
秘話
もう時効なので話しますと、僕は昔自分のアポイントをスマホなどで録音して後から聞いてフィードバックしていました。
すごく恥ずかしくて嫌でしたが、おかげで何がまずいのか自分がアポイント中で気づけなかったことに気づくことができました。
- 相手のテンションが違いすぎて空回りしてる
- ここで言葉を挟まれたら相手は嫌だったろうな
などなど、、、実践する中で一杯失敗するでしょうが、上達するには恥をかくしかないので頑張っていただければと思います。
今回の格言:賢くやろうとしない人が一番賢い!
お互い頑張っていければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました(〃^ー^〃)