強い組織をつくるために!

こんにちは、樹田水希(@jutamizuki)です☆

上司とのランチMTGを通じて組織に対し思っていたことがかなり整理されたので書きます😊

<課題>
一緒にソバを食べながら上司がふと話したのは、
「どんどんウチの部署では病気で長期離脱するメンバーが多いがどうしてだろう?」

と問いを発したのがキッカケでした。

組織の自然法則

まずこの問いに関して自分が答えたのは、「そういったことが起こるのは当たり前です」ということ。

まず組織の状況を整理しておくと、

  • メンバーの数でいうと年間約50%それも3年連続でアップしている
  • 売上も30〜50%で年々アップしている

はたから見ると業績事態は絶好調なワケです。

物事には必ず陰と陽がある

これだけの成長をしている!それは素晴らしいこと、めでたしめでたしとはならず、この世には必ず作用・反作用の法則があるようにそれだけ輝いている面があれば、濃い影の面も同時に出現する。

例えば、急激な成長を遂げているベンチャーの社長などは、子供が病気になったり不登校になったりという問題を抱えることが多いと聞きます。

ちなみに、そういった陰と陽のことは、神田昌典さんの自身の体験をもとにまとめた「成功者の告白」に詳しいので読まれてはと思います(神田昌典さんは自分自身が創業2年で新聞の長者番付に載った方)

組織は必ず2:6:2にわかれるなどともよく言いますがそれと同じで自然の法則で必ず起こること。

なので今回の病欠による離脱者がたくさん出ているということも致し方ない、、、あるいは成長・拡大を求めるのならばそれも承知の上で進めていかなくてはいけないと思いました。

※さすがにそこまで上司には言いませんでしたが(^^ゞ

追記

これは今書いていてふと思い出し、書きたいから書くだけのことですが、

創業者と言われる方で、会社を上場させてしまうぐらいまでに成功してしまった方は、その反動で創業からいるメンバーは自分一人か二人、そして自分を殺したいほど憎んでいる人が10人はいるというのが現実だそうです。

そして個人的にはこれは真実だと思います。なぜなら僕はただが個人事業主で年収900万円に到達しただけですが、僕を殺したいほど憎んであろう人間が一人、そこまでではないにしろ、憎んでいるであろう人間が5人は即座に思いつきます。

逆にいうとそれだけの逆境があってなお進んで行く、自分で自分を前へ前へと駆り立てる目的や、大義名文がなければ途中でストップしてしまうでしょう。僕のように・・・f^_^;

さらに逆に言えばそこまで自分を駆り立てる目的があればそれこそ自分自身の道なんでしょう(*^^*)

どう対応すべきか

当然だと思うという僕の答えがひょっとして部外者っぽく上司の気に障ったのかもしれません。

「だとすればその状況に対し、どう対応すべきだと思う?」

という問いを出されました。

正直、絶好調の業績を維持するというプラスの作用を残したまま、マイナスの作用を完全に消し去ることは不可能だと思いました。それは自然の法則に反することではないかと。

なので、現時点での僕の答え、そしてその場で答えたことは、

「ひとりひとりの相手の人間としての尊厳を大切にする!」

これかなと思っています。

どういうことか、病気になって長期離脱したり、あるいは離職していくメンバーがいる。

本人にとっては不本意なこと、悔しいことがあるやもしれない。

ただ、どういう結果になったとしても「ひとりの人間としては正当に扱われた」こう感じていることが大切なのだろうと。

そのためには、自分は「心を使う」ことが大事だと思う。

スキル・テクニックより、誠の心を尽くすこと、

スキル・テクニックを使うにしても、その心からスタートしていないと無意味だと思う。

強い組織をつくるための考察

ここからは上司に話した内容ではなく、あとあと振り返って、自分自身で考えをまとめたこと

-まず、リーダーシップとはなんぞや??
という問いに対して自分が今思っている答えは、

①仲間が自分に合わせたいと思っていること

合わせなくてはならない、あるいは合わせるべきだ!ではなく、合わせたい、と思っていること。

②この将軍についていけば勝てる!!とおもわれていること

将軍という言葉を使いましたが、これは司馬遼太郎の「坂の上の雲」からの引用だからです。

将軍をそれぞれの役職・役割に入れ替えれてもらえればと、勝てるとは自分の目的や組織の目的が遂げられるということです。

司馬遼太郎の「坂の上の雲」を引用するなら

兵卒は、この将軍についていけば勝てる、と信じている間はあらゆる困難に耐えうる

ちなみに「坂の上の雲」は戦略というものを知る上でこれ以上ないほど個人的には勉強になりました!

それにめちゃくちゃ面白かったです!

この①、②が満たされている時組織というのはとんでもない力を発揮するのかなと思います。

ただこれはリーダーシップの話なので、リーダーの示す方向が間違っていれば間違った方向へととんでもなく突っ走らせてしまうので、その点はまた別ですが・・・(^^ゞ

逆説的にいうと、

②この将軍についていけば勝てる!!とおもわれていること

が崩れた時、日和見、潮目を見て参加しているメンバーは一気に離れていくかと思います。

ただ物事には何事にも波があるのでそれも仕方ない!

その時、どれだけのメンバーがそれでもなお残るか??

それは普段からそのリーダーがどれだけ心を使って、相手を尊重し、

①仲間が自分に合わせたいと思っていること

この仲間がどれだけいるか、残るかということなんだろうと思います。

※もちろん、①のためだけにリーダーが仲間に媚をうることは論外です。それでは本当に力あるメンバーの心は離れていくでしょう。あくまでリーダーは理想や目的を主眼として置いておくことが大事なはずです。

そんな風に考えました〜(^∀^)ノ♪

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