こんにちは、樹田水希(@jutamizuki)です☆
今日は仕事の小ネタのカテゴリーで記事を書きます!
小学校・中学校・高校という学校生活の中で、多くはいい思い出として色あせていく中、唯一鮮明にはっきりくっきり覚えている先生がいます。
僕が学校を卒業するまでの中で、出会った人の中では、父親を除いて唯一プロフェッショナルな人だったと思います。
※僕がほかの人を見落としている可能性も大いにあり(笑)
その先生は化学の先生だったんですが、なんと!!
『受け持ったクラスの化学の平均偏差値が70になる』
というマジックを起こす先生だったんです〜!!
なので、超進学校の灘高などからもスカウトが来ていたらしいです。(関西の高校だったので)
平均偏差値が70になる魔法の秘密
なんでそんな魔法のようなことができたかというと、実な体験したものから言えば何も特別なことはありません、
答えは、「ひたすら問題を解かせる!!」という一点に尽きます!
化学の問題を解いて解いて解きまくる!!その出題パターンと解法と解答が体に染み付くまで問題を解かされます。おかげで試験では、こういう問題は、こうひっかけてくる、これと組み合わせると難易度が上がる・・と
出題者、問題をつくる側の視点で問題を解くことができるようになります!
あ〜、このパターンね!と。
ただ、何でそれだけ文句もいわずちゃんと問題を解き続けたか??
それはその先生が問題を出しっぱなしでなく、ちゃんと自分で採点していたからです。
※そして、正答率が悪いと合格点がとれるまでエンドレス追試がありました(ToT)(ToT)
しかしそれによって最も負荷がかかるっているのは、その化学の先生!
僕らにとってのプリント1枚が先生には、100枚ぐらいになって返ってくるわけなので、それを1枚1枚採点し、解けるようになるまで追試に付き合う。
当然高校生でもこの先生、本気や!
ということがわかるので、誰も逆らうこともなく問題を解いていました。
その人を尊重するとは、「相手の望む成果を出させるということだ!」
と教えられたことがありますが、その化学の先生を見ていると納得できます。
あと今だからこそ思う平均偏差値70という結果をつくる化学の先生の凄さは、
「継続力」
僕らにとってのたった一年の高校3年でも、化学の先生にとってはそれこそ何回目だったんだろうか??
授業をそれだけの基準でやらなくても教師という仕事をこなすことはできたはずです。
でもその化学の先生はそれをやらなかった。
大人になって改めて、悪い意味で仕事に慣れることなく、真剣に自分の仕事を全うしてた化学の先生の凄さがわかりました。
体についたぜいにくは、見えやすく取れやすいけれど、
心についたぜいには、見えづらく取れづらいから気をつけなさい。
自分も改めて1件、1件慣れたことも新鮮な気持ちで、それこそ初心を思い出して、日々とりくんでいこうと思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m m(_ _)m