こんにちは、樹田水希(@jutamizuki)です☆
先日、官公庁系のセミナーを委託で企画・運営する機会がありました!
人数規模はおよそ130名!!
何度か企画・運営した体験があるのですが、自分でもなかなか満足のいく出来栄えのものができたのでそのノウハウをまとめておこうと思います(o^-‘)b♪
セミナーを開催するための主な仕事としては、
と大まかなところなっているかと思います。
当日運営と振返りはセミナーごとに大きく異なるので、今回は企画と広報・集客についてまとめます(〃^ー^〃)
注意点
そのまま何にでも使えるわけではない
「満足度の高いセミナーのつくり方・ノウハウ!!」と銘打っていますが、あくまでも僕はこうしましたという話です。
なので、誰にでもどのセミナーにも当てはまるというものではありません。
※そもそも自分の頭で考えないとそもそも満足度の高いセミナーはつくれないと思ってます(p`・ω・´q)
対象は法人向け
今回の「満足度の高いセミナーのつくり方・ノウハウ!!」の参加対象者を法人を対象にしたものになります。個人向けではないのであしからず(^^ゞ
ブランドが担保されていて、参加費無料のセミナー
今回自分が担当し、企画・運営したものは官公庁 からの委託なので、ある程度、信頼・ブランド力が担保されている&参加費用が無料というものです。
企画
企画の段階において大事なことをあげていきます。
ただし!!実はこの段階が一番大事です☆
映画に例えると脚本作成の段階、映画の世界に
良イシナリオカラ、悪イ映画ガ出来ルコトモアル。
シカシ、イカナルコトガアッテモ、悪イシナリオカラ、
良イ映画ガ出来ルコトハナイ。
という言葉がありますが、セミナーの企画も映画のシナリオ・脚本づくりと一緒!ここでつまづくと間違った方向へ一直線になってしまいます!
目的の明確化
言われてみれば当たり前だけど、当たり前過ぎるがゆえに、よく見失ってしまうことです。
しかし、セミナーをなぜするのか??そこには必ず目的があります!
そして「企画」にしろ「広報・集客」にしろ「当日運営」も全て目的を達成するためです。
そしてもう一つ!
目的のレベルを妥協せず、最大限高いところに置く!ということが大事になってきます。
来場者がセミナーの前後でどう変化してもらいたいのか??
ちなみに僕の中ではセミナー後、来場者の行動が変わらないセミナーは失敗だと思っています。
人は、感銘を受けたら行動がそれまでとかわると思うので、それ以上をセミナーの目的・成果として設定するようにしています。
※最高なのは来場者の行動が変わり、来場者の結果が変わること!だと思っています。
参加者・来場者のニーズを考え抜く!
目的の明確化したら次に参加者・来場者になりきり、参加者・来場者のニーズを考えます。
いわゆるエンプティー・チェアです。(※詳しくは、成果が出なければおかしい、上達の極意:シュミレーション→実践→フィードバック)
来場者は何を求めて来るのか??十分なマーケットがあるのかを考えます。
これを外すと、魚のいない釣り堀で魚を釣っているようなもの、失敗に向かってまっしぐらになってしまいます。
この時、参考になるのが、過去のアンケート結果と来場者となりうる顧客からの一次情報です。
ここで徹底的に考え抜き!「来場者に魅力に映り(集客ができて)+実現可能であり+目的と達成できる」
セミナーの企画・コンテンツを練り上げます。
それができたあと、リストアップした登壇者を口説きにいきます。
登壇者の暗黙知をあぶり出す切り口を探す
これは全てのセミナーの企画に共通することではありませんが、
登壇者に講演のプロ以外を招く場合、ある分野で実績はあってもそんな特別なことはやってないので何を話したら良いか・・・、
と言われてしまう場合もあります。
※本当は凄いことや他の人からしたらスゴイノウハウでも本人にとっては当たり前なとき。
その際には、先に述べた講演内容のおしながき(仕様書)で、この通りに講演内容を整理すれば、その登壇者が無意識で行なっているノウハウ(暗黙知)があぶり出され、来場者に提供できるというものにします。
それを実現する切り口をいかに見つけるかは腕の見せ所というか、、頭の使いどころになります。
登壇者の迷いをとる!のも仕事のひとつ!
しっかり明確なプランを立て、それならいけそうかもと相手に思わせることも大事です(^O^)
企画を紙に落とす
企画を実際に紙に落とす作業は実は思っている以上に大事です!
なぜなら、大抵紙に落とせないから・・・
いや、これホント(笑)
自分の頭の中ではわかった、しっかり明確になったつもりでも実際、紙に書き起こしてみようとすると書けない、筋が通っていないということはよくあります。
そして残念ながら紙に落とせないということは、「充分に明確ではない」ということです。
そういった企画が、他の人に理解してもらえるハズもありません。理解されたとしてもそれは厳密には理解されているのではなく、誤解されているといったほうが正しいと状況だと思います。
実際に人に出す局面があるかないかはケースバイケースだと思いますが、いずれにせよ紙に落としておくことは大事です!
登壇者との打ち合わせ
立てた企画を実現するために登壇者を口説く、あるいは打ち合わせを行います。
この時、大事なことは
登壇者はセミナーのテーマに関して自分より知識・経験を持っているわけですが、それをどう料理するかは自分次第!!
ということです。あくまでもセミナーの出来・不出来の責任の所在は相手ではなく、自分にあるという態度で常に臨む必要があります。
登壇者との打ち合わせでは、相手が目的・趣旨が理解でき、何をすればよいのか?(話せばよいのか)を明確にすることが大事です。
またこのとき、登壇者になにを話して欲しいのか、講演のおしながきというか仕様書のようなものをプリントアプトして渡すようにします。(人間は必ず忘れます)
当然、相手が明確になるか否かは、自分が明確か否かです!しっかりシュミレーションをして熱意を持って伝えるべきことを伝えます。
※詳しくは前述の、成果が出なければおかしい、上達の極意:シュミレーション→実践→フィードバックにて
ちなみに熱意を込めるコツは、自分自身がその企画にワクワクしているのか?です。
これやったらスゴイよ!
そこまで企画を練り込めているなら勝手にワクワクして、自然と熱意がこもっていまいます☆
広報・集客
企画の段階で大事なことを整理したら思った以上に多くて少し息切れ気味です(笑)
広報・集客に関してはやり方はとってもたくさんあると思うので、これについては今回大事だなと感じたポイントのみ。
それは・・・
どこでクロージングをとるのかを明確しておく
ということ。
集客するとき紙媒体、WEB、チラシ、他にも様々なツールがあると思いますが、今回僕が大事にしたことは
WEBサイトで参加に対するクロージングをとる!
ということです。
逆に言うとその他のチラシにしろメールにしろ、いかにWEBサイトへ興味を持ってもらい誘導することができるか??
ということを大事にしました。
そしてサイトでは、これは有意義だ参加しよう!と思えるようなものになるよう努力しました。
また、未知なものに人間は本能的に恐怖や抵抗を感じるので、写真や過去参加者の感想を引用してなるべく安心感をもたせられるよう工夫しました。
加えて、セミナーの期待値が上がるように、よくテレビで「To be continued(つづく)」と出ますがあんなイメージでセミナーに参加してみたいと思えるよう情報を出し過ぎず、かといって減らし過ぎて不安感が大きくならないようにという間でバランスをとるようにしました。
つかえる部分があればよかったら使ってください\^o^/
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成果が出なければおかしい、上達の極意:シュミレーション→実践→フィードバック最後までお読みいただきありがとうございました!!