書評:LIFE SHIFT(ライフ・シフト)を聞いて☆

樹田水希です。

今日は、LIFE SHIFT(ライフ・シフト)を聞いての感想を書こうと思います。

まず一言、僕はこの本が嫌いです!!

自分でも何故なんだろう??と問いかけました。

主に答えは二つみたいです。

  1. 人の危機感をあおるだけで、考えに幅が狭い
  2. 根本が恐怖から書かれていて希望が少ない、あるいはプラスの側面を捉えようという著者の姿勢が少ない

※あくまでも個人的感想です。

この本はどういう本かというと、これから平均寿命が100年を超えて長く生きてしまう時代になりますよ
なので学び直しやパラレルライフなど働き方・生き方をしっかり準備しなさいという本です。

ただそれだけ、本当にただそれだけなのにまずなぜ400ページ超えの超大作になるのか??

もういいからというぐらいしつこいぐらいに同じことが書かれています。

確かに新しい視点を啓蒙する本でそこそこ売れているということはそこが支持されているのだと思います。
※それともネーミング勝ちか?

ただこの本しっかり編集すれば100ページでまとめられたんじゃないかと思います。

本を出す以上、著者は頭のいい人でしょうし、まわりに優秀な出版社の編集者もいたと思うのですが
どうしてこんなダラダラ長い本になったんだろう?
まずそれが不思議。

そして、100年ライフになると年金が足りなくなるから経済的に色々な手を打たないと大変ですよ、
今までよりもっと働かなくてはならなくなりますよと訴えてきます。

それはそれで正しい。ただこの本はそれで終わってしまっているんです。

100年ライフになって人生の可能性や楽しみがどのように増えるか、先人にはできなかった
どのような生き方ができるかもしれないのか??

それにほとんどといって触れられていない。

あるいは、働かなくてはならない、ということを終始著者はいうが、働けることは
幸せなことだと思うんだけどな〜、ということにも全く触れられない。

もちろん、働くことがとんでもなく重荷になるときというのはあるだろうけど、
働けて、誰かに必要とされたり、役に立てていると実感できることは幸せなんじゃないだろうかと思います。

この本が売れているのは、老後の保険や金融商品を売るために都合のよいマーケティング用の本として
売れているのかなと斜めな見方かもしれませんが思ってしまいます。

とまあ、ボロクソに書いてしまいましたが、なるほどと薄々感じていたものがハッキリと認識される
部分もある本だと思います。

僕は、著者の根元が恐怖から来ていて希望やプラスの方から発信できていないと
感じて毛嫌いしてしまったんだと思います。
※そうであってたまるかよ!という気持ちもあり。

が、これを読んで逆に興味をもたれたという方は読んでみたら楽しめるのではないかと思います。

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最後までお読みいただきありがとうございました(〃^ー^〃)

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