こんにちは、樹田水希(@jutamizuki)です(〃^ー^〃)
今日は、「リー・クアンユー、世界を語る」の書評をお届けしたいと思います(^0^)/
個人的にはこの本は、グローバル感覚を身につける第一歩として最適な一冊ではないかと思います。
世界の国々がお互いに影響し合って、今の僕たちの生活があること、だから地球の裏側の
出来事だって影響することがよくよく理解できる。
なんだか、世界が思っていたより小さくなる不思議な感覚を得ることができる本です。
また、ビジネス書としても読む価値大アリ!!
な一冊です☆
リー・クアンユー(Lee Kuan Yew)ってどんな人??
リー・クアンユーは、シンガポール建国の父といわれている、シンガポールの初代首相です。
1965年にマレーシアから追い出されるように独立に追い込まれたシンガポールは当初は
すぐに国として立ちいかなくなるだろうと思われていました。
実際、リー・クアンユー自身、独立宣言の際あまりにショック過ぎて公衆の面前にも関わらず
涙を流したほどでした。
しかし、そこからリー・クアンユーのリーダーシップのもと政策をおしすすめ、
建国当時、国民の平均年収400ドルだったところから、約40年で5万ドル(125倍!!!)の
アジアでも最も裕福な国の一つへ押し上げました!
気になるこの本の効果・効能!!
※あくまでも個人的な感想です(^O^)
グローバル感覚が身につく
これ一冊で身につくといえば言い過ぎですが、まずグローバル感覚を身につけたい
と思っている人には最初の一歩として最適な一冊だと思います。
●中国には教育を受け、優秀で購買力ある13億の国民がいる。
そのような国が世界一の国になろうとしないわけがない。●どうやったら平和と安定を保ちながら160ヶ国が協力できるか世界に前例がないのだ。
●世界にはグローバル化以外に実行可能対策はない、地域主義の衣(ころも)をまとった
保護主義は、地域の優位を競ううちに地域での紛争へつながっていくだろう。
などなど、はっとさせられる言葉がたくさんでてきます。
※わかりにくかったらスイマセン、本の文脈の上で上記の言葉がでてくる結構ハッとします(笑)
世界がドミノ倒しのようにつながって現代があることがヒシヒシと伝わってきて、それに伴ってなんだか世界が小さくなったような不思議な感覚を覚えます!
※ドミノのイメージ(笑)
例えば、すご〜い荒っぽい例を出すと、織田信長の戦国時代に中東で何があろうが
そんなこった知ったこっちゃないでしょうが、現代では石油に大きな影響が出て、
明日からの僕らの生活にもガソリン代などで影響するかもしれない。
リーダーとしてのあり方が学べる!
多分この本を読んでて、ビジネス書が好きな人は最近流行りつつあるシステムシンキング
が思い出されるんじゃない感と思います!
読んでいる中、リー・クアンユーの明確さと力強さがビシビシ伝わってくる
のですが、その中で、
①総合的に考え、状況を偏見を極力無くして客観的に捉えて
②何ができて、何を諦めなくてはいけないかを見極め
③例え人からどう言われようと必要なことをできるまでやり抜く!
ということがこの人生哲学で一貫しているように感じます。
もちろんリー・クアンユーの政策にはいい面だけでなく色々問題もいわれていますが、
シンガポールの発展を見れば実績としては圧倒的だと思いますし、その負の側面もある意味、リー・クアンユーは覚悟し受け入れて実践したのだろうなと思います。
まとめ
読み終えるとなんだか国際情勢や社会制度に対して少し賢くなったような気がする本です。
※もちろんあくまでも自分自身で学ぶことが大事ですけど・・
そしてリー・クアンユーの明確さに影響を受けて自分も明確になったような・・・気になります。
何より、世界が以前より小さくなった感覚が持てる本なんて僕はこの本以外には知りません。
そして世界が以前より小さくなったということは、自分が世界に対して大きくなった
・・・気がします!
興味が湧いた方は是非読まれてはと思います(〃^ー^〃)
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最後までありがとうございました\^o^/