書評:奇跡のリンゴを読んで☆

こんにちは、樹田水希(@jutamizuki)です☆

ひとつのものに狂えば、いつか必ず答えに巡り合う

まず帯のインパクトありすぎる格言が目に行きます。

表紙を開くと、

危険から守り給えと祈るのではなく、
危険と勇敢に立ち向かえますように。

痛みが鎮まることを乞うのではなく、
痛みに打ち克つ心を乞えますように。

人生という戦場で味方をさがすのではなく、
自分自身の力を見いだせますように。

不安と怖れの下で救済を切望するのではなく、
自由を勝ち取るために耐える心を願えますように。

成功のなかにのみあなたの恵みを感じるような
卑怯者ではなく、失意のときにこそ、
あなたの御手に握られていることに気づけますように。

byインドの詩聖 ダゴールより

これヤバすぎでしょう〜!

背筋ゾクゾク〜と来て絶対やばい本(いい意味で!)だと思いましたが、事実「奇跡のリンゴ」とってもヤバい本でした!!

あらすじ

ネタバレあり

リンゴの農家を継ぐことになった木村さんが、
奥さんが農薬でよくない影響がでていたのでそれをきっかけにリンゴの無農薬での栽培に取り組むというノンフィクション。

数々の挫折を経験し、どん底まで落ち、どうにもうまくいかずもうダメだとあきらめ、
自殺しようと山に入ったときにリンゴの木と間違えたドングリの木からヒントを得て、改良を重ね最終的にリンゴの無農薬での栽培に成功する。

感想と自分の体験に重ね合わせて

本の内容はすごく壮絶で、一気に読み終わってしまいました。
中途半端な感想を書くよりやっぱり、是非本を読んでダイレクトに感じてもらいたいなと思います。

この本、読んだ当時はただただすごいな〜!でしたが後々の僕の人生でジワジワ効いてくる一冊でした!

それは帯にある、「ひとつのものに狂えば、いつか必ず答えに巡り合う」これに集約されます。

自分が仕事に閉塞感を感じた時、どうしようか迷っているとき、他の選択をしたいけれども現実的に選べる選択肢が限られているときになって「ひとつのものに狂えば、いつか必ず答えに巡り合う」言葉が生きてきました。

この道でいいんだろうか?
どうしたって今はこの選択をするしかない!

というときは誰にもあると思いますが、とことん、ほんっと、とことんやってみる事!

どうしたってこれ以上は自分にはできない!

そう自分自身が納得できるまで行った時に次に道が拓けるあるいは、次の仕事に呼ばれる事になるなと自分の実体験から本当に実感します。

※本当に神様っているんじゃないかと感じるくらい見事なほどに!

思えば木村さんも無農薬のリンゴがつくれないなら自分の人生にはもう意味がいないと
そこまで行ったから答えにめぐりあったのだし・・・

もちろん、この本のように自分のそれまでやってきた事の答えに行き着くかはわからない、むしろそうじゃない事の方が多いんじゃないだろうか??

少なくとも僕の体験ではそうでした。

そして僕の場合は、当初自分では考えもしなかったビックリする選択をすることになる・・わけですけど、
そこまで行き着いた上での選択だから心の底から納得できるし、理解出来る。

「ひとつのものに狂えば、いつか必ず答えに巡り合う」を
ちょっと我流に解釈するなら僕の場合、

「とことん行くところまで行けば、どこかへ行き着く!
そしてそれを心から納得することができる!」

今に色々閉塞感を感じている人は、焦点を定めてとことんやり抜いていくことも、もしかしたらひとつの打開策かもしれません。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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