富士登山の心得
【登山ルート】
吉田ルート登り6H 下り3時間半
下りの時の分岐点に十分注意する。
【天気】
●温度
下界~から山頂まで18度の気温差あり。
夏場でも下界30度でも山頂付近は一ケタの温度。100mごとに6度下がる。
●風
強風あり。温度1度ごとに体感温度が変わる。
●ほこり
砂地を降りる時、ほこりまみれになる。滑りやすい。スピードは押さえる。
●天候に恵まれると、頂上から素晴らしい景色に巡りあえる。
【宿泊先】
仮眠するだけ
お風呂はありません。相部屋です。
【トイレ】
登山口のトイレは無料です。山小屋のトイレは有料。100円から300円
※トイレは混むので早目の対応がいい。
【富士山登り方】
●5合目で気圧と酸素の濃度に慣れるため、1時間ほどゆっくり休む。
(急激な動きは危険。いきなり登らず、体をゆっくり慣らす。)
●小幅で一歩一歩ゆっくり登る。
●砂のあるところでもゆっくりベースを保って降りる。
【注意事項】
●高山病 頭痛・吐き気・めまい 上まで行かなくとも2000メートルを超えると酸欠状態になる。高山病の症状が出たら、速やかに下山する。
●熱中症 湿度が高い時、体温が上がったままになる。熱い時、帽子、首筋を日よけ。日陰で濡れたタオルで首筋を冷やす。
●落雷
富士山頂と下の気温差が30度以上になると発生。午後に出やすい。小屋に避難する。窪みに入り、体を低くする。
●突風 非常に強い。人が簡単に飛んでしまうので要注意。
【防寒対策】=必ず必要な服装=
非常に寒いので、装備する必要あり。レンタル利用も可能。
※準備するものが多いですが、購入するのであれば、登山後も日常でガンガン使っていきましょう!
□アウターレイヤー 外に着るもの:雨具になるもの ゴアテックALLWEATHER対応がお勧め)
→レンタルはゴアテックです。
□ミドルレイヤー 下着から熱を放出できるもの ※濡れた部分は冷たくなるので、コットンはタブー
□ベースレイヤー 体に密着するもの 下着類・Tシャツ(速乾性のあるもの)ポリエステルなど
□防寒着: ダウンジャケット(ダウン・フリース)※明け方の日の出前が温度が下がり、ご来光待ちの場合は、必要
□厚手の靴下
□防水の手袋
□防寒用帽子(耳がかくれるもの)
□ネックレーター 富士山は日差しが強いです。
□ヘッドランプ(山に登る人は必ず携行する。日が落ちると真っ暗になり歩けなくなります。)
□登山靴 くるぶしが隠れる程度で、ミドルカットかハイカットのもの。
□水筒(脱水症状を防ぐ。水は少しずつ取った方がいい。寒いので、温かい飲み物必要)
→重くなるの個人的には水筒は要らないと思います。
□スパッツ 靴に石や砂が入るのを防ぐのにお勧め。
□レインウェアー
□O2(気休めにいいかもしれない。)
□トイレの小銭
□トイレットペーパー(水に溶けるもの)
□ウエットティッシュ(水がないので便利とのこと。)
□ファーストエイドキット(絆創膏などひとまとめにして、すぐわかるよう取り出せるようにする。)
□チョコレートやナッツなどのお菓子類 富士山では何倍も高いです。
□水(スポーツドリンクでもいいですが、水は怪我したところを洗えます。)
□日焼け止め
□その他 必要と思われるもの
●高山病予防として、十分な栄養と睡眠をとる。
●階段昇降などの体力作りを行うこと