Webマーケティング職へ転職したいけど、未経験から独学するには何から始めたらいいの??独学でどの程度のスキルを身につけたら転職できるんだろう?
そんな疑問に37歳で未経験から独学でWebマーケティング職へ転職した僕がお答えします!この記事では具体的な独学の方法とどれくらいのレベルに到達すれば転職が見えてくるかお答えします(*^^*)
Webマーケティング職は下剋上しやすい職種
Webマーケティング職は、WebサイトやSNSなどを活用することによって、目的とする集客・認知・ブランディング・販売などを行う専門職です。
Webマーケティング職は、学歴・職歴関係なくスキルさえ身につければ転職が可能で、独学でスキルを身につけることは可能です。独学は確かに大変ですが、とてもチャンスと可能性がある職種です。
僕自身うだつの上がらない契約社員から一念発起して、独学で学びWebマーケティング職(正社員)へ転職し、年収も約40%UPさせることができました。是非この記事で情報収集して、チャレンジしてみてください。
Webマーケティング職のカテゴリー
Webマーケティング職といっても様々な手法があります。Webマーケティング職の手法の中で独学で習得が可能で、転職に有利なものは、以下の3つになります。
- SEO系
- Web広告運用系
- SNS運用系
これ以外にもWebマーケティングには様々な手法が存在します。しかしそれらの手法に関するスキルは、実際企業に働いていたりしないと身につけづらいものなどが多く、Webマーケティング職への転職を目指すには遠回りになってしまうので省略します。
また、それぞれどのようなものか手法か簡単に説明しておくと、
- SEO系・・・Google・Yahooの検索でいかに上位に上げるか
- Web広告運用系・・・Google広告・Yahoo広告やSNS広告の運用
- SNS運用系・・・SNSでのファン獲得やプロモーション
となります。これからそれぞれの独学の方法と転職に必要とされるスキルを紹介します。
なお、20代の人は未経験でも転職できる求人が結構あるので、さっさと転職してしまうことをお勧めします。これから紹介する方法は30代以上、もしくは20代でも独学で準備してから転職したいという方向けです。
独学でのSEO対策スキルの磨き方
独学方法 | WordPressなどでブログを運営 |
転職できるスキル目安 | アクセス分析しながら100記事ぐらい書いた辺り |
かかる費用 | レンタルサーバー代とドメイン代で月1,000円程度 |
SEO系のスキルで独学で身につけて、Webマーケティング職へ転職したいという人におすすめなのは、自分でブログサイトをつくって実際に運用してみることです。なぜなら実際にSEO対策でやることと同じことを体験できるからです。
※SEO(Search Engine Optimization)・・・Googleなどの検索エンジンを通じて顧客になってくれそうな人が来てくれるようにWebサイトやコンテンツを調整すること
実際に行う業務として代表的なものは以下のような感じです。
- キーワード選定
- ユーザーの検索意図の調査
- 競合する上位掲載記事の調査
- コンテンツ作成
- アクセス分析、キーワードの順位分析
- リライト等改善
わからない単語があれば、要するに「自分の運営するサイトに、来て欲しい人をなるべくたくさん来てもらえるようにすること」とザックリ理解してもらえればと思います。これは繰り返しになりますが、自分のブログサイトにどれだけ多くの人に来てもらうか?と全く同じことです。
ですので、自分でブログサイトを運営することはSEO対策をしている会社で行う業務の予行演習になります。
この”予行演習”をどのくらいやればいいのかというと、アクセス増加を狙った記事を大体100記事ぐらい書けば、転職が見えてくるスキルが身に付くと思います。
※もちろん、ただの日記みたいな文章を100記事書いてももちろんダメですよ💦💦
あくまでも読んでもらえるように狙った記事です。
一応、予防接種までに言っておくと過去経験があれば話は別ですが、全くのゼロから100記事書いてもアクセスあまりなく、収益もお小遣い程度も稼げないのが普通です。そこは過度に凹む必要は全くありません。むしろ稼げるようになっていたら転職しないでそのまま独立した方がいいかもしれません。
独学での広告運用系スキルの磨き方
独学方法 | 広告出稿して実践してみる |
転職できるスキル目安 | 販売までの実績をつくる ※小額でも黒字化できていたら強い! |
かかる費用 | 広告出稿分だけ費用がかかる(30万円以上の準備をおすすめ) ※1日単位で広告費を調整できる |
Webマーケティング職の中で求人の数が特に多いのが、広告運用系です。それだけGoogle広告・Yahoo広告・SNS広告といった広告をうまく運用して売上につなげられる人材が求められているのですが、独学で学ぶ際には少々費用がかかるのがネックになって来ます。
具体的な、独学での実践方法としては、A8netなどのリスティング広告OKのアフィリエイト商材を販売してみるのが最も簡単です。
実践方法ステップ1:ASPへ登録
まず、A8netなどのASPへ(無料)会員登録します。
※ASP・・・アプリケーションサービスプロバイダーの略。アフィリエイト案件を提供してくれている会社との理解でOK。
登録が完了するとたくさんの案件が見ることができます。その中で、リスティング(広告出稿)が許可されていて試してみたい案件を選びましょう。
例えば上の画像の案件であれば、1件成約ごとに17,000円が報酬として支払われる形です。なので、広告費を17,000円より抑えられれば黒字になります。考え方はとってもシンプルです。
実践方法ステップ2:販売ページを作成
商品販売用のWebページを用意します。化粧品やサプリメントの販売サイトをイメージしてもらえればと思います。
広告運用の実践なのに、Webページ必要なの??
そう思うかもしれませんがスミマセン、必要になります。ちなみにペライチなどのサービスを使えば無料で作成も可能です。なお、商品販売のためのWebページをよくLP(ランディングページ)と言います。
実践方法ステップ3:広告を運用してみる
ステップ1とステップ2が完了していれば実際に広告を出す準備は整ったと言えます。今回紹介している方法で広告運用を行うのであれば、Google広告かYahoo広告がいいと思います。それぞれ運用してみてどうしたら成約を獲得できるか、色々試してみてください。
実際にある程度の実践経験を得るのに最低30万円くらいはかかってくると思います。
ある程度成約がとれるようになった、あるいはそれこそ黒字化できれば転職は余裕でしょう。むしろ黒字化できたら個人で色々な収益化方法を模索するのもアリかもしれません(*^^*)
独学でのSNS運用系スキルの磨き方
独学方法 | SNSで発信力を高める |
転職できるスキルの目安 | 求人案件による |
かかる費用 | 無料で可能 |
SNSの運用については最も独学で実践しやすい、、、というか普通アカウント持っているので、趣味でやってますよねという感じです。
ただ、SNSのアカウント運用で企業への転職となると少し特色が異なってきます。インフルエンサーマーケティングであればインフルエンサーとの調整や、製品・サービスがバズるようにキャンペーンを仕掛けたり、個人でSNSでフォロワーを増やすとはかなり違った動きも求められます。
しかし、自分で発信力を高める経験が不利に働くことはありませんので、やってみる価値はあります。SNSのアカウント運用で転職を目指すのであれば、転職エージェントや転職サイトで案件を探しつつ、自分の行きたい業界がどのようなアカウント運営者を募集しているのかを確認しつつ、スキルを磨くことをおすすめします。
つまりSNS系のWebマーケティング職に関しては、『スキルUP→転職活動』ではなく『求人の分析→スキルUP→転職活動』をおすすめします。
独学に挫折したらスクールなどの活用もアリ
Webマーケティングは独学でも可能ですが、途中で挫折してしまった場合にはWebマーケティングのスクールなどを活用することも選択肢のひとつです。特にDMMが提供しているマケキャンなどは転職保証サービスまで付いています。
これからまだまだ伸びていくと言われているインターネット広告市場にはチャンスも数多く存在します。ご自身のキャリアにとってこの記事が参考になれば幸いです。