その2:“ちょっとセンチメンタルなときに・・・”

こんにちは、樹田水希(@jutamizuki)です☆

前回に続いて個人事業主時代の思い出、その2を書く、、、、

これも今となっては思い出だけど、当時マジ泣いた。

クツ浸水事件

これもまだろくに食えていなかった個人事業主時代。

当然ながらお金がなく、クツにもお金をかけられなかった。

当時履いていたのは、ABCマートで買った2冊目半額の6000円か8000円のクツ。
これを壊れるまで履き潰していた・・・というか壊れていても履いていた・・(^^ゞ

というわけど、靴底にはでっかい穴があいていた。

ただまだ履けるし、買い換えるお金もないということでそのまま履いていた。

晴れの日はいいんだが、問題は雨の日。

10歩も歩けば靴下がびしょ濡れになってしまうのが、難点(>_<)

 

そしてその日は、大事な契約のYES・NOがハッキリする日だった。

答えは・・・NO。ショックだった。そして建物の外に出ると雨に。。

すぐにクツがビジョ濡れになり、、傘を買う気にもなれず・・・というかクツがそんな状態なので、傘を買う500円がもったいないと思いそのまま帰っていた。

するとすぐ自分のみじめさに泣けてきた。

しかも状況はご都合よく雨!

泣いててもばれないやと声だけ抑えてポロポロ泣いた!

「俺、本当にこれ大丈夫かな?」

「こんなん嫌や!」

「本当にここから抜け出せるんかな?」

そう思ったことを覚えている。

今になって

今となってはいい思い出とは言いたいけど、いい思い出とはいい難い・・。

でも、救われるのはこの何ヶ月か後、事態が好転することがあり一気に自分のビジネスが拡大して回り始めた!

この時、本当に自分で一点の曇りもなく、最大限の努力をしてチャンスを掴んだ!と胸張っていけるけど、それはこの事件や書ききれない大小様々な事件のおかげだとも思う。

このチャンスを掴んで変わるんだ!どうしたってここで変わらなきゃダメなんだ!

その凄みをこういった事件の蓄積がつくってくれたのだろうと思う。
※事実、一気に伸びている真っ只中の自分はすごい顔をしていたと当時を知る仕事仲間からは言われる。

そして不思議なことは、大事な契約にNOを言われたことは覚えていても、どんな内容の契約だったか、詳細を全く覚えていないこと、思い出せない!

ただただNOだったショックしか思い出せない。

 

そしていい思い出とは思えないけど、かといって自分の体験・歴史からなくなっちゃえばいいと思っているかというと全く逆!!

とても大切で大事で決して失いたくない体験のひとつ!

これもまた人間の不思議(笑)

 

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